Diary of Sacred Fox - February 04, 2003

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2003/02/04

sulfnbk.exe

昨日の分(同時UP)はこちら

この名前を見て何か分かる人はそう多くはないと思われる
これは一時期, インターネット上を出回ったウイルス警告チェーンメールでウイルスとしてかかれていたファイルである
この前, 図書館でImidas 2002を見ていたらこんなものに遭遇したわけで, 当時のメールを読み返して懐かしくなったので此処に書くわけである
因みにImidasによるとこれはWin9x系のシステム構成ファイルの一つだったりして, 削除するとかなりやばいことになるらしい
このメールを実は高校時代に所属していたPCC(パソコン同好会)の後輩から, 大学と携帯に(笑)受け取ったことがあるんです
で, そのメールに対する聖狐のリプライを署名等を除いて全文公開してみる

昨日のVirusのメール受信しました
結構慌てていたのでしょう
このメールのアヤシイところについていくつか書いておきます

> ※見つからなかった場合は、「新しい条件」というので
> 再度検索してください。

全く意味がありません
このようにして多少Windowsについて知識があるように見せかけて
このメールを信じ込ませようとしていたようにも受け取れます

> 【mac】

必要ありません
検索ファイルが*.exeでmac上で動くという話は聞いたことがない

そもそもこのメール本体

このメールの作者はどうやってこのVirusに気づいたのか
ふつうにVirusCheckerを使ったのであればネット上から
トレンドマイクロなり何なりの専用のツールを薦めるだろう
だいたい潜伏14日後の症状をどうやって知ったのかとても気になる

あと,あくまでもWindowsと同じようなウイルスには…という意味, 携帯を壊すメールぐらいなら色々あるらしい(恐)携帯にVirusは感染しないので
そっちにまで送るのはとても馬鹿らしいことです
ついでにあなた方がToで複数人配信をしたのも失敗ですね
僕にまでMs. これはさすがに原文掲載はまずいので消去********計6人分のアドレスが見える形で付いていた…一応差出人はPCCの後輩(こういうことは知っているべき人)なのに…あて先の一覧が送付されている
(これは削除しなかったあなたの責任)
こういうときはBCCを使いなさいとでも言っておいて下さい
もちろんあなたにもそれを言っておきましょう
こういうところからアドレスが漏洩するというのは
とても怖いことですので
そして出所のほうはしっかり消されている
最初からFw付で送られているんじゃないの?

とまあ,懐疑主義的にこのメールを読むとこんな具合になります
ところでそのexeファイルは見つかったの?
当時は…というよりImidasを引くまで全く知りませんでした, 当たっていて恐い…実はWindows(9x系)の必須ファイルだったなんて落ちだったりして…
(Windows 2000には入っていなかったが…)

何も知識がない段階でこのメールを此処までこき下ろした自分に万歳
この手のウイルス警告を受け取ったら自分だけで解決しようとせずにウイルス関連のサイトを調べてみましょう, それからでも遅くないはずです

ついで
同じ人が昔くれたメール
今の自分に合っていて虚しい…

………最近、ずっと学校が終わるまでパソコン機器を使っています(ぎりぎりまで残って)。
そんな自分に酔いしれている私。ふと頑張っている自分に酔っていることに気が付くと、語るに語れぬほど悲しくなってきます。………はぁ…。